ボランティアトイレ掃除大会
8月27日に「認定NPO法人 日本を美しくする会」の皆様のご指導をいただき、ボランティアトイレ掃除大会を開催しました。今回、埼玉県内はもとより、山梨県、栃木県、茨城県、神奈川県、東京都等々から50名を超える方々が来校くださり、本校からは約70名、併せて100名を超える皆様のご参加をいただきました。
朝早くから、トラックで掃除の道具が次々と運ばれてきます。
まずは開会式です。
班ごとに並び、顔合わせをします。
本校野球部による準備運動の後、各班ごとにトイレ掃除に取りかかります。
野球部員の準備体操はテンポよく、事前に練習してくれた甲斐あって、素晴らしい体操でした。
野球部の皆さん、ありがとうございました!
掃除場所に移動したら、班ごとにリーダーの説明を聞き、約2時間の掃除が始まります。
この掃除では、水、洗剤、道具をとても大切にします。
できるだけ無駄にせず、丁寧に使うのです。
普段の自分の行動を思わず反省するひと時でした。
一人一つの便器を担当し、素手で磨きます。
事前にNASAが開発した特殊クリームを手首までしっかり塗り込んであるので、衛生面はばっちりです。
見えるところだけでなく、裏まで手で確認しながら擦ります。
今回は残念ながら校内すべてのトイレを掃除することはできませんでしたが、
逆に掃除したところとしていないところの違いははっきり分かるはずです。
トイレを使うときに是非、便器の中をよく見て、「ここは掃除したところかな?」「ここはしていないかな?」と確認してみてください。
掃除前
掃除後
閉会式では、何人かの参加者から感想をいただきました。
われらが幸並中生も立派に感想を発表していました。
「こんなに集中することができるなんて驚きました」
「目で見るだけでなく、手で触って、頭を入れてにおいを嗅いで汚れがないか確認することに驚いた。心もきれいになった気がします」
「家でもやってみたい」等々、いろいろな感想が聞かれました。
トイレ掃除で心を磨くといいます。
具体的には、謙虚な人・気づく人になれる、感動の心・感謝の心が育まれる、人はいつも見ているものに心が似てくる、だから目の前にある、人の嫌がるトイレをきれいにする とのこと。たしかにそう感じることができました。
なかなか今日のような掃除を毎日することは難しいですが、今日の気づきを大切にしていきたいと思います。
ご指導、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
改めて御礼申し上げます。